2013年10月11日 20:59
真砂秀朗コンサート@ 糸島の田んぼ
めぐるたんぼの調べ
「いのちのふるさと」

今年も開催します♪
案内UPしました^^
案内の詳細はこちら
以下「畔道じかん~ひとつのいのちとつながる田んぼ」
(真砂秀朗著)より抜粋
耕さず水をはった田んぼは、
まるで子宮のように生命を育む。
春には水中生物でいっぱいになる。
それが有機物を分解し、土中にも
いろいろな生きものが発生し土を肥やす。
稲は最初からそういうところに根を生やせば、
日と水と土で本来の元気さを発揮して
立派に実ってくれる。
シンクロシステムという大きなひとつのいのち。
けれども、より多くの収穫を得ようと、
たくさんの肥料を入れれば、
一時は多収穫を得られるかもしれないが、
自然界にそわないチッソ過多のものを分解しようとして、
自然のシステムは大量の虫を発生させる。
それに大して殺虫剤などをまけば、
自然はまたそれをバランスさせようとして、
より深刻な現象を生むだろう。
結局、過剰な労力をかけて自然にもストレスをかけて
多収穫を得るか、自然とシンクロして最小限の労力で、
その土地に見合った分量を永久的にいただくか、
どちらを選ぶのかということなのだ。
いのちとつながるということが、
こんなにシンプルなことなのに、
ぼくたちはいったいいつから、
自然をコントロールしようとしていたのかということを、
この小さな田んぼは気付かせてくれた。
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