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歳を重ねるって羨ましい

2009年12月15日 17:19


ふと、歳を重ねていない自分にもどかしさを感じる時がある。
伝えたいことがたくさんあっても、
自分にとって十分な歳と経験を経ていないと感じるから。

歳を重ねていくことを心待ちにするって
ちょっと変な感覚かもしれないけど、
昔の日本や、今でも近代化に犯されていない
地域には残っているものだという。

そしてそんな地域には痴呆や足腰の弱るお年寄りはいなくて、
皆、肉体を去るほんの数日前までピンピンして元気だと。

別に長生きをしたいとかそういうことではなくて、
そこに見えてくる人間の味とか深さ、
知識が智慧になっていくその姿をみると
単純に羨ましい・・・・と、私は思ってしまうのだ。

それはきっと師匠である由衣さん(まだ若いけど)や、
由衣さんから話に聞く、由衣さんの師匠やその周辺の人の
60歳を越えてなお益々元気にその智慧を人々のために
伝え活動している人たちの話を聞くからだろう。

また、私自身が実際に会い、学んだ人たち、
スピリチュアル・ヒーリングタッチの基本を教えてもらったマリア
ライフパーパスアストロジーを教えてもらっているマーニー
92歳になってもキラキラ輝いている祖父の弟のおじちゃん

みんなひとつの道を究めた先にある智慧が、
その人の存在そのものになっている。
そしてなおその道を究め続けるからこそ輝いている。

メディアで見かける人たちにしてもそうだ。

なにも歩く道は、何か特別なことである必要はないのだと思う
何よりも「人間である」ことを究め続けた人の存在は
それそのものが、後ろを歩く人間にとっては「宝」なのだと思う。

だから、歳を重ねることは羨ましいことに思えてくる。

そして決して一朝一夕には手に入らないもの。

自分の中のもどかしさを情熱に変換して、
日々をできるだけ精一杯生きること以外何もできないけど・・・・・


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